WALLET
WALLET=財布だと思っていましたが
調べてみると、「札入れ・書類入れ」となっていました
財布も「財を入れる・布」と言う意味ではないでしょうか
何気なく使ってた言葉ですが「なるほど」です。
今は財に当てはまる物は
札・硬貨・カード
この3種だと思います
財が入るものですから、良い物を作らねば
日々考察しています。
私がウォレットに出会ったのは
16歳の頃だったと思います。
就職し、バイクに乗り始めた頃
ある1人のバイカーの尻ポケットに刺さっている
WALLETに目が行きました。
ベルトからロープでつながっている財布に
一目惚れです
次の休みの日に上野のバイク街に行き
WALLETを探しに行きました
ビックリです・・・驚愕の値段に
就職していても手が出ませんでした
妥協して確か8000円台のWALLETを購入
ベルトループ・チェーン・WALLET
3点セット
2年使用し会社で盗難にあいました
今はWALLETの構造がどうなっていたか
思い出せません。
新しいWALLETを探して
本やお店を探しました
ビックリです・・・驚愕の値段に
奮発して2~3万の財布を捜していましたが
見るもの全て10万を軽く超える物ばかり
製造会社に勤めており、昔から何か作る事が好きな
性分で見る目は少し有ったかも知れません
縫い目を見ると
ミシン縫いによくある大きな穴と細い糸
革を見ると
薄くてペナペナ・コバ切りっぱなし
カード入れ
一枚革に切れ込みを入れただけ
この3点を排除するだけで高額になります。
「だったら俺にも作れるんじゃないか?」
簡単な甘い考えです。
それから3ヶ月と3万を費やし
WALLET1号完成
今考えるとヒドイ!
良い革を使ってるが使えない
財布の大きさ・内部の構造・デザイン
今考えても、最悪です
1ヶ月と使えませんでした
そこから意地でも使えるWALLETを目指し
普通に使えるWALLETが出来た時には
あの頃手が届かなかったWALLETが
幾つも購入できる金額を費やしました
あれから十数年
現在に至ります
現在もデザインと構造を考える日々です